本記事は、高山かおる著『「ガサガサかかと」が危ない』のブックレビューです。
ママ達の悩みの一つである、かかとのお手入れ方法を記事にするために筆者は只今勉強中です。お勉強のために入手した本の中で、目からうろこ&読みやすかった本を「ブックレビュー」という形で記事にしてみました。
ブックレビューなるものを書いてみたかった…という筆者の挑戦記事でもあります。
かかとガサガサにお悩みの方と、ガサガサだけど悩んでない方にはオススメの本です。
高山かおる著『「ガサガサかかと」が危ない!◎足の手入れが健康寿命を延ばす』
今回レビューする本はコチラです↓
本と著者の紹介
『ガサガサかかとが危ない!足の手入れが健康寿命を延ばす』の著者、高山かおるさんは皮膚科の先生、つまりお医者さんです。この方は、本サイトの足・靴の『研究や教育』をしている団体 - コドモくつ調査隊記事でも紹介した「一般社団法人 足育研究会」の代表もされています。
健康な足の重要性と健康に保つための方法を世の中に広める活動をされていて、テレビにも専門家として出演されています。
2013年に出版された『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア かさつき・巻き爪・たこ・外反母趾』を加筆修正して2016年に出版されたのがこの本です。
本のテーマ
『ガサガサかかとが危ない!足の手入れが健康寿命を延ばす』のテーマはタイトルの通りで、足と体の健康についてがテーマです。
様々な足のトラブルの原因・手当と治療方法が説明されているだけでなく、そもそも、なぜ足が健康でなければならないか、そして、健康な足でいるために日常どのように靴を選んだり足をケアしたらよいかが図を活用して分かりやすく説明されています。
レビュー?(筆者の感想)
これまで、自分は乾燥肌だからかかとも乾燥してガサガサなのは仕方がないと思っていました。さらに、かかとをケアするのは、おしゃれな人種の方だけだと思っていました。さらにさらに、そもそもやり方も分からないから何のケアもしていませんでした(恥)
しかしこの本を読んで、かかとがガサガサなのは乾燥肌だから仕方ない…が間違いだったことに気づきました。
かかとに過度な体重がかかっている「かかと体重」になっていることで、かかとの皮膚に極端なストレスがかかり、角質があつくなってしまう
<引用元>第1章「ガサガサかかと」が危険なわけ
そして、重心の偏りが歩き方に影響を与えたり、冷えの原因になったり、肌の新陳代謝がうまく機能しなくなったりしてさらにガサガサになるという悪循環。結果として乾燥肌にもつながっていたわけです。
タイトルを見た時は、「ガサガサかかと」が危ない!なんて、買ってもらうために大げさに書いているだけでは…と疑った自分を反省していますm(. .)m
危険だと言って終わりではなく、予防方法やケア方法も書いてあるので読んだらすぐに予防やケアを始められるのがこの本の良いところだと思います。
個人的には、かかとやすりの使い方をもう一歩詳しく知りたかったのですが、やすりの動かし方やその後の保湿の重要性など(知らなかったけど)基本的なことを分かりやすく説明してくれてるのでこの本の役割からみると充分な内容だと思います。
本を読んで筆者が変わったこと
『ガサガサかかとが危ない!足の手入れが健康寿命を延ばす』を読んでから、日常の立ち方、歩き方を意識するようになりました。また、これまで完全放置していたかかとをケアするようになりました。
今までは、布団の中で足が触れると「ママの足は痛いからヤメテ」と言われるほどのガサガサっぷりでしたが、最近は靴下を履くときに『ざざざざー』という摩擦を感じなくなりました。一朝一夕に治るものではないと思いますが、改善してると感じられるのは嬉しい限りです。
かかとがガサガサなのは体質だから…とあきらめてる人、かかとはケアしなくちゃいけないものなの?と思っている人に是非読んで貰いたい本です。