本記事では、子供用サンダルを選ぶときのポイントを3つ紹介します。
夏と言えばサンダル!子供用のサンダルを選ぶママの中には
↓こんな↓疑問を持つママもいるはず。
ママの疑問
子供用のサンダルって種類もメーカーもたくさんあるよね。。
どんなサンダルを選べばいいの?
暑いだけでなく湿度も高い日本の夏。靴の中なんてのは一層ムレムレになる夏。
だから夏の足元はサンダルで涼を求めたいのは大人も子供も同じはず。
…ここで、わたくし(筆者)の昔話を少々。
筆者は子供時代、夏はずっとビーチサンダルを履いていました。
夏休みなんて靴を履いたことがなかったと思います。プールや海はもちろん。鬼ごっこをするときもドッチボールをするときも、虫取りをするときも足元にはビーサン。
そう、筆者は生粋のビーサンダラー(造語)だったんです。
しかし、今ですよ。親になって子供の靴選びの大切さを知った今。
サンダルについての疑問が筆者の頭にもくもく立ち上ってきました。
筆者の頭のもくもく
…発達途上の子供達の足におすすめできるサンダルってどういうものなのか?
…種類も数も沢山あるサンダルの中から選び方はどうしたらよいものか?
…そもそも、夏の間中、サンダルばかり履いて活動するのってどうなのだろうか?
自分のビーサンダラー経験から考えると、夏の間中サンダルで遊びたい「サンダラー(造語)」な子供は少なくないはず。
だから、これは早急に調べねばならぬ、ということで「ママの疑問」に答えるため&「筆者の頭のもくもく」を解消するために調査することにしました。
本サイトで調査した結果、「ママの疑問」の答えは以下の通り。
子供用サンダルの選び方 ー3つのポイントー
Point1.サンダルは用途に合ったものを選び、用途以外で長時間使用しない!こと
Point2.子供が夏の間中サンダルで遊びたい「サンダラー」ならば特に「足にフィットしてサンダルの中で足が動かないもの」を選ぶ!
Point3.サンダルもサイズが足に合っているものを選ぶ!
さ、本文で詳しく説明しますよ。後半では、夏の間中サンダルで過ごしたい「サンダラー」なお子さんにおすすめのサンダルを紹介します。
子供のサンダル選びに悩んでいるママ、サンダル選びに悩んだことがなかったママに是非読んで欲しいです。
サンダルとは「素足で履くもの」とする
本サイトで扱う「サンダル」の定義は『素足で履くことを想定して作られている履物』とし、上図の履物は全て「サンダル」と呼ぶことにします。
サンダルを辞書で引くと↓このように書いてあります。
サンダル【sandal】の解説
1 足をおおい包まず、甲の部分にかけひもなどをつけた婦人靴。
2 足の甲の部分に幅広のバンドをつけた履物。
3 古代ギリシャ・ローマ人が履いた、わらじに似た革の履物。
<出典>デジタル大辞泉(小学館)
「サンダル」という言葉は甲の部分に紐やバンドがついている履物、またはわらじ型の履物を指すようですね。
もしかしたら、業界によっては「サンダル」に別の定義があるかもしれません。
しかし、
本サイト上では足全体を覆うサマーシューズや甲を覆うのがバンドではないタイプなども含めて「素足で履くことを想定して作られている履物」全てを「サンダル」と呼ぶことにします。
子供用サンダルを選ぶときのポイント
子供用サンダルを選ぶ際のポイントは3つです。
子供用サンダルの選び方 ー3つのポイントー
Point1.サンダルは用途に合ったものを選び、用途の範囲内で使用する
Point2.サンダルで長時間遊ぶ場合は「足にフィットできる」ものを選ぶ
Point3.サンダルも足のサイズにあったものを選ぶ
順に説明していきます。
Point1.サンダルは、決められた用途の範囲内で使う
子供用サンダルを選ぶときの一つ目のポイントは、決められた用途の範囲内で使用することです。例えば、水遊び用サンダルは水遊びの時だけ使いましょうということ。
専門家の先生は、このように書いています。
近年流行している合成樹脂製の一体成形サンダルは,本来水遊びに用いられる目的であり,長時間歩き回ることは避けるべきである.このような履物を常用すると足を引きずって歩くことが常態化する.
<出典>靴外来20年から見えてきたこと,塩之谷香ほか,靴の医学,volume29,No.2,2015.
水遊び用のサンダルは水遊びの時だけ履くべきで、他の活動に使ったり長時間歩くことに使うのは良くないよ、ということが書かれていますね。
この文献で指しているのは、クロックスやその類似品のサンダルかと思われますが、他の形状のサンダルも同様なのはご理解いただけると思います。
ビーチサンダルは基本的にビーチで使うためのもので、アスファルトの上を走り回るための履物ではないってことです。
ビーサンダラー反省です。
水遊び用の他に、おしゃれ用サンダルも同じです。
子供用のかわいい「おしゃれ用サンダル」は、キラキラして見た目は可愛いけど適切な位置で曲がらなかったり、ヒールが高かったりして、子供が正しく歩くために作られているサンダルではないことがあります。
もちろん、おしゃれをしたいときだけ履くのはOK。一日中遊びに利用したり歩き回ったりするときは、靴に履き替えたり、子供の様々な動きを想定して作られているサンダルを選ぶなどして適切に使いましょう。
子供用サンダルの選び方 ーPoint1のまとめー
Point1.水遊び用サンダルは水遊びの時だけ!おしゃれ用サンダルはおしゃれの時だけ!一日中履きたいならば一日中履けるサンダルを選ぶ!
Point2&3.夏の色々な遊びに使うなら「足にフィット」できて「サイズが合う」サンダルを選ぶ
サンダルを選ぶときの2つ目のポイントは、サンダルで様々な遊びをする場合は特に、靴と同じように「足にフィット」できるサンダルを選ぶことです。そして3つ目のポイントは、足に「サイズが合っている」サンダルを選ぶことです。
アシックス社の公式サイトに、足に合わない靴を履くことによる問題が分かりやすく説明されています。
大きめの靴を履いていると、靴の中で足が動いてしまい、正しい歩き方ができません。かかと部や甲部でしっかり足に靴をフィットさせておくことが大切です。
<中略>
大きめの靴を履いてる子どもたちや、脱ぎ履きのしやすさから調節機能のない大きめの靴を履いて遊んでいる子どもは意外に多いもの。でもこれは、大人ならスリッパを履いて運動しているような状態です。靴が脱げないように足を曲げたり上にそらしたりしているうちに、知らず知らず指に負担がかかっています。そんな状態が続くと、指が曲がってしまったり、指を使わないためにアーチの形成が遅れたり。
<出典>アシックス公式HP/良くない靴を履いていると?
URL: https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/kids/kids-side-effects-of-bad-shoes
足が靴の中で動くと、正しく歩くことができず、足が変形したり、足に余計な力がかかってしまうのです。
解釈をサンダルに広げていきます。
サンダルの中で足が動いてしまっては、正しく歩くことが出来ません。
つまり、サンダルで色々な遊びをする場合は、靴と同様に足にフィットできる形状で、サイズも合ったものを選ばなければならないんですね。
子供用サンダルの選び方 ーPoint2&3のまとめー
Point2.サンダルの形状は、かかとや甲をしっかりフィットできるものを選ぶ!
Point3.サンダルのサイズが足に合ったものを選ぶ!
夏。サンダルでいっぱい遊びたい子供用サンダルの選び方
ここからは、サンダルで夏の間いっぱい遊びたい子供、つまり「サンダラー」な子供のサンダル選びについて考えていきます。
前節で説明した子供用サンダルの選び方「3つのポイント」を、サンダラー向けに具体的に書き換えると↓こうなります。
子供用サンダルの選び方【サンダラーVersion】
Point1.<用途>子供の活発な活動を想定して作られた「普段履き」や「アクティビティ」用サンダルを選ぶ
Point2.<形状>かかとや甲をしっかりフィットできる「サマーシューズ」や「スポーツサンダル」を選ぶ
Point3.<サイズ>サイズが足に合ったサンダルを確認して選ぶ
具体的に説明していきます。
Point1.<用途>子供の活発な活動を想定して作られた「普段履き」や「アクティビティ」用サンダルを選ぶ
サンダルで夏の間いっぱい遊びたい子供には「普段履き」や「アクティビティ」に対応しているサンダルを選ぶと、子供の活発な活動に対応できます。これらのサンダルは、子供が思いっきり遊べるように足元をサポートする設計であったり機能が盛り込まれているためです。
サンダルメーカーの商品紹介ページなどに「用途」が書いてありますので、選ぶ際は是非一度確認してみてくださいね。
Point2.<形状>かかとや甲をしっかりフィットできる「サマーシューズ」か「スポーツシューズ」がおすすめ
夏の間、様々な遊びにサンダルを利用するならば「サマーシューズ」か「スポーツシューズ」の形状がオススメです。サンダルを足にフィットさせるには、甲とかかとをしっかり押さえる必要があるためです。
上図は、本サイトにおいて子供用サンダルを5種類に分類したものです。
この図の左側「かかとあり」に分類されるサンダルの形状が、サンダラーにオススメの形ということです。
※補足※
いわゆる「クロックスサンダル」やその類似品は、つま先から甲を覆っていてかかとがない「サボサンダル」に分類しました。
クロックスにはかかと部分にバンドがありますが、歩行中にサンダルが脱げるのを防止することはできてもかかとを固定する役割は果たさないため、「かかとなし」の分類とさせていただきました。
かかとがないタイプのサンダルは、水遊び用だったり、ベランダで足を汚さないためだったり、ビーチ用だったり…用途の範囲内で適切に利用することにして、
夏の間たくさんの子供の遊びに利用するならば、かかとと甲をしっかり押さえられる「サマーシューズ」か「スポーツサンダル」タイプを選んで子供の活発な活動をサポートしてあげましょう。
Point3.<サイズ>足のサイズに合ったサンダルを確認して選ぶ
サンダルで夏の間いっぱい遊びたい子供は特に、サンダルも靴と同様に足サイズに合っているか確認してから選んであげましょう。
折角、甲やかかとで固定できるサンダルを選んでも、サイズが合わなければサンダルの中で足が動いてしまい、正しい歩行ができませんよね。
サンダルも、購入する際には試し履きをして足に合っているか確認することが重要。ネットで購入する際は、お店で予め試し履きをしたり、返品交換手数料無料のお店を選んで購入するなど一工夫してみてくだいね。
夏の間サンダルでいっぱい遊びたい子供にオススメのサンダル
ここでは、夏の間サンダルでいっぱい遊びたい「サンダラー」なお子さんにおすすめのサンダルを4つ紹介します。
KEENのサンダル『ニューポート H2』
一つ目は、KEENのサンダル『ニューポート H2』です。
普段履きやアウトドア活動を想定して作られたサンダルです。歩き始めの「トドラー」から「リトルキッズ」、「ビッグキッズ」を合わせると、11.5cm~23.5cmまで対応しているので、赤ちゃんから小学生までのお子さんも選べるのが嬉しいところですね。
IFMEのサンダル
二つ目は、IFMEのサンダルです。
IFMEサンダルは、子どもの歩行をサポートする機能をそのままに水遊びに対応できるよう「水抜き穴」が設けられています。しかも水遊びをして濡れても乾きやすいという、ありがたいサマーシューズ。子供の事をよく考えて作られていることが伝わってきますよね。
TEVAのサンダル『ハリケーン XLT2』
三つ目はTEVAのスポーツサンダル『ハリケーン XLT2』です。
面ファスナーでストラップを調節できるので、足にフィットさせることができます。一日中履いても疲れにくいよう工夫されたサンダルです。子ども用だけでなく、大人用もあるため親子でお揃いも実現できる嬉しい一品です。
公式サイトはコチラ⇒Teva(R) 公式サイト(テバ公式サイト)
NewBalanceのサンダル『YH750』
最後は、ニューバランスのスポーツサンダル『YH750』です。
3か所の折り返しストラップが足にフィットさせてくれるサンダルです。商品紹介にも「夏のデイリーユースをサポート」と記載されているため、子供の様々な動きに対応してくれるサンダルであることが伝わってきます。
以上、サンダラーにおすすめのサンダルを4つ紹介しました。
サンダルは他にもたーーーっくさんありますので、3つのポイントを押さえて選んであげてくださいね!
まとめ
子供用サンダルの選び方「3つのポイント」を紹介しました。
もう一度確認しときましょう↓
子供用サンダルの選び方 ー3つのポイントー
Point1.サンダルは用途に合ったものを選び、用途の範囲内で使用する
Point2.サンダルで長時間遊ぶ場合は「足にフィットできる」ものを選ぶ
Point3.サンダルも足のサイズにあったものを選ぶ
そして、夏の間じゅうサンダルでたくさん遊びたい子供「サンダラー」向けのポイントは以下の通りです。
子供用サンダルの選び方【サンダラーVersion】
Point1.<用途>子供の活発な活動を想定して作られている「普段使い用」や「アクティビティ」用を選ぶ
Point2.<形状>かかとや甲をしっかりフィットできる「サマーシューズ」か「スポーツサンダル」を選ぶ
Point3.<サイズ>サイズが足に合っているか確認して選ぶ
子供の足のために靴選びは重要です。それと同じように、サンダル選びも「何でもよい」わけではないんですね。
夏は子どもの体と心、そして「足」もたくさん成長させてくれるもの。
お子さんの使い方と足に合ったサンダルを選んであげて、素敵な夏をお過ごしください♪