本記事は、子供靴ブランド”IFME”の公式サイトで紹介している”子どもぐつの正しいお手入れ方法”を実際に試してみたレビュー記事です。

いくつかの靴メーカーの公式サイト上では、子ども靴のお手入れ方法を紹介しています。
そこで今回は、子供靴ブランド”IFME”の公式サイトを参考にして、実際に息子の靴を洗ってみました。
初めて「正しい方法」で洗ってみたレビュー記事ですので手探り感満載ですが、正直子供靴の洗い方が分からないという方のご参考になれば幸いです。
IFMEとお手入れ手順の紹介
今回参考にするのは、子ども靴ブランドIFME(イフミー)の公式サイトです。
IFME(イフミー)は”子供の足の健全な育成をサポート”する子供靴ブランド
IFME(イフミー)は子供靴ブランドです。
イフミーは早稲田大学学術院と丸紅フットウェアが協同で開発した子どもぐつ。誕生以来15年以上、「子どもの足の健全な育成をサポート」を変わらないコンセプトとして、さまざまな高機能子どもぐつをうみ出してきました。
<出典>IFME(イフミー)公式サイト https://ifme.jp/
子供の足の特徴をとらえ、健全な育成をサポートしてくれる商品開発がされている子供靴ブランドなんですね。
IFME公式サイトの”子どもぐつの正しいお手入れ方法”の手順は5つ
IFME公式サイトで紹介されている手順①~⑤はこちらです。
子どもぐつの正しいお手入れ方法
①子供は毎日いろんな所で遊んで帰ってきます。どこで遊んだか聞いたり、靴の中敷を取って手で触り状態を確かめます。
②ブラシ等を使って、表面だけでなく、内部、中敷、マジックテープの汚れを落とします。
③バケツに水かぬるま湯を張り中性洗剤を薄めに溶かします。かかとを下向きに、靴全体が浸るようにして15分ほど漬け込みます。
④落ちきれていない汚れはブラッシング。つま先のゴミも、臭いの原因になるので取り除き、最後にしっかりすすぎます。
⑤乾いたタオルなどでしっかり水気を取り、かかとを下向きにして風通しの良い、日陰で干しましょう。
<出典>IFME公式サイト 子どもぐつのミニ知識 子どもぐつの正しいお手入れ方法 https://ifme.jp/column/knowledge/care.html
実際に”正しいお手入れ方法”を試してみた
子ども靴の正しいお手入れ方法を試してみましたので、写真付きで紹介していきます。
ちなみに、知識のなかった筆者が今まで行っていた靴洗いは…
『水道で靴を軽く濡らし、石鹸をつけたたわしでゴシゴシして、泡を流して(ここまで5分で完了)、天日でカラッと干す』
そうなんです、調べてみると正しいお手入れとかけ離れた洗い方をしていました(;'∀')
そんな筆者が初めて”正しいお手入れ方法”を試してみます。
準備したものは4つ
正しいお手入れを行うにあたって以下4つを準備しました。
洗う靴、歯ブラシ、中性洗剤、バケツ
洗う靴は幼稚園に通う5歳の息子の上履きで、購入から一週間履いたものです。今回初めて洗います。
上履きに利用している靴は『バイオフィッタースポーツ BIO FITTER BF-360』。…IFME製品じゃなくてすみません。
子供靴はワイズ(足幅)が2Eサイズの商品が多く、上履きに使えそうな靴で3E相当の靴を探してこの商品にたどり着きました。
中敷きが外れる靴だとより嬉しかったのですが、この靴は縫い付けてあるものでした。でも、かかとがしっかりしている&ベルトで固定と調整が出来る点が気に入り、購入しました。
中性洗剤はアルカリ性でも酸性でもないやつ…調べたところ”おしゃれ着用洗剤”が中性洗剤と分かりましたので、自宅にあった『エマール』を使います。
靴の内部や細かいところまで届きそうなので、ブラシは使い捨て歯ブラシを使うことにします。ちなみに↓写真左側は、筆者がこれまで使っていた柄付のタワシです。
バケツはダイソーで300円で買ったものが自宅にあったのでそれを使いました。靴を入れるのに十分なサイズです。
手順1.靴を触って状態を確かめる
手順1では、靴や中敷きを手に取って状態を確かめます。
①子供は毎日いろんな所で遊んで帰ってきます。どこで遊んだか聞いたり、靴の中敷を取って手で触り状態を確かめます。
幼稚園の園舎内で一週間履いた靴を手に取ってみて、気づいた点は3つ。
①表面の汚れはほとんどなし、足裏はそれなりに汚れがみえる
②糸が一部飛び出している(写真赤マル部分)
③中敷きに印字された文字が消えかかっている(写真オレンジ部分)
それぞれの対処は、
①の汚れは手順2以降で洗って落とすことにして、
②の糸はハサミで根元に近い部分をカットしました。
③の中敷きの印字が消えちゃう問題については、今後の課題ってことで追って調査しようと思います( ..)φ…もしかしたら足がしっかり固定されていなくて、足汗を吸った靴下で歩く時に摩擦が大きくなっているのかもしれないですね。
今回は目立った汚れはありませんでしたが、上履きに絵の具がついていたり、粘土が靴底にくっついていたすることがあります。親と離れて過ごす時間にどんなことをしていたのか、靴を洗うと幼稚園の生活が垣間見えるんですよね。
手順2.ブラシで表面・内部・中敷・マジックテープの汚れを落とす
手順2では、ブラシを使って汚れを落とします。
②ブラシ等を使って、表面だけでなく、内部、中敷、マジックテープの汚れを落とします。
歯ブラシを使ってこすってみました。
汚れが多くなかったためか、あまりきれいになった実感はありませんでした…。
きっと、外で泥が乾いたものとか、靴底に挟まった砂とかはこの段階でよく落ちるんだろうな、と思います。
手順3.洗剤を溶かした水に靴を浸す
手順3では、バケツに洗剤を溶かしてその中に靴を入れて待ちます。
③バケツに水かぬるま湯を張り中性洗剤を薄めに溶かします。かかとを下向きに、靴全体が浸るようにして15分ほど漬け込みます。
バケツにぬるま湯と洗剤を入れて、靴を入れます。
”かかとを下向き”って、こっちかな?と悩みながらも靴をバケツに沈めてみました。
あれ?沈まない。
何度手で沈めても手を離すと浮いてきちゃうので、しかたない。浮いた状態で15分漬けることにしました。
手順4.落ちきれていない汚れをブラッシング後すすぐ
手順4では、漬け置きしても落ちなかった汚れをブラシで落としてからすすぎます。
④落ちきれていない汚れはブラッシング。つま先のゴミも、臭いの原因になるので取り除き、最後にしっかりすすぎます。
表面(アッパー部分)と靴底の目に見える汚れを歯ブラシで磨きます。
靴の中や、細かい部分の汚れを落とすのには歯ブラシは丁度良かったです。
しかし、歯ブラシは柔らかすぎるせいか靴底の汚れは落としにくかったです。靴底のような強そうな素材の部分はタワシを使ってもいいのかもしれませんね。
最後はすすぎます。泡がバケツの水を変えながら、泡がでなくなるまですすぎました。
泡が出なくなるまで何回か水を変えました。洗剤が完全に落ちたのかの判断が難しいと感じました。
手順5.水気を取り、風通しの良い日陰で干す
手順5では、水気を取ってから干します。
⑤乾いたタオルなどでしっかり水気を取り、かかとを下向きにして風通しの良い、日陰で干しましょう。
”タオルなどでしっかり水気を取り”の一文を読み飛ばしてしまいまして…(汗)
両手に一つずつ靴を持って大きく腕を振り、水が飛ばなくなるまで振って脱水作業をしました。
30℃超えの真夏日、直射日光をがんがん当てて乾かしたい気持ちをぐっとこらえ、風通しの良い日陰で干しました。
日陰で干したので、乾くまで丸一日かかりました。やはりタオルを使ってもっとしっかりと水気を切ることができればもう少し早く乾いたのかもしれません。
これで靴のお手入れ完了です!
正しいお手入れ方法を試した結果と感想
正しいお手入れ方法を試した結果、バケツを使って洗剤の溶けた水に(沈みはしませんでしたが)浸しているため、靴全体をきれいに洗えたという満足感がありました。
靴を浸した分だけ時間はかかりますが、靴に優しく、その後のブラッシングも汚れが落ちやすかったように感じました。
反省点は、水のふき取りが足りなかったことです。日陰で干すので、しっかりと脱水してあげると乾燥時間も短縮にもつながるんだろうなと思いました。
まとめ
IFME公式サイトで紹介されている”子どもぐつの正しいお手入れ方法”を息子の上履きで試してみました。
正しいお手入れ方法と言っても、道具を購入する必要はなく、自宅にあるものだけで準備物をそろえることができました。
初めて正しいお手入れ方法を試したので、手探り状態&抜けたところもいくつかありましたが…ポイントを押さえたうえで靴を洗ってみると、内側、外側、靴底、その他細かい部分まで抜けることなく洗うことができました。
今後は、他の方法や他の靴でも洗い方やお手入れ方法を試してみたいと思います。